「シアワセトハ、ナンダロウ?」
2023-12-18


12階にある事務所ベランダから夕景を眺めつつ、モノ想いにふける。

ひとたびこの写真の休火山が活動再開すれば、この首都圏は灰燼に帰するというのに、ナントカ巨大ビルとか、都心では大規模再開発事業が引きも切らさず続いている、、、。ご苦労なことだ。
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 還暦をとっくに過ぎて、改めてシアワセとは何だろうと、考えたりする。
まず、人によってそれは違う。欲望の充足だという人もいるだろうし、その欲望にもいろいろな段階があるし(マズローの欲望段階説)。

 自分の感覚では、「これからだんだん良くなっていくんじゃないかな?・・・この先もきっと良いことがあるよ」と思える精神状態、であろうか。昭和の時代は多くの人がその感覚を共有していたような気がする。

 例え巨万の富を築いたとしても、あるいは自分の願望を全て充足したとしても、「これから先、そんなに良いことはもう起こらない」という精神状態であるならば、きっとハッピーでない。

 自分の場合、ポンコツが大好きで、それはポンコツというものは手にした瞬間が一番ボロくて、その先、手を入れる毎に段々と良くなっていくワケだから、その過程に悦びというか、シアワセを感じる、ってことは多いにあり得ることと思われる。
 1972年製造のW3然り、同年製造の25B然り・・・。

もうひとつ。「自分にはやるべきことがある」という精神状態も。
これもシアワセ感のひとつの要素ではあるまいか。
完全に弛緩した精神状態ではなくて。
ある種の緊張感を伴うような。

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初冬の風物詩。今期もまたこのシーズンが到来しました。整備陣の皆様、ありがとうございます。シャチョーまでお手伝いいただき恐縮であります。
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今や立派な中堅航空整備士に成長して、耐空検査員資格も取得したさんちゃん。
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M田さんがエレベータのリンケージ作業をしています。感無量、、、。
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耐空検査、テストフライト、各種ストール速度など計測作業も終わり、自分のリハビリもTGL2発で終わってソロに放り出されて。
 思いっきりバンクをかけてみる。半年ぶりだが、ウデはそんなに落ちてない気がする。
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ピアノのH岡巨匠を右席に乗せて。ノースポイラーランディングのデモも見せてもらう。この低いパスからさらに2度、3度とかなり深いスリップを連発して高度を下げ、ようやくノースポイラーのパスに乗った。自分にはできねえな。これは。

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[SF-25B]
[心に移りゆくよしなしごと]

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